夢の遍歴

夢の遍歴

僕はわりと夢のない子どもでした。
大人にならなくていいなら、子どものままでいたいと思っているタイプでした。

中学生まではなりたいものがなかったですね。強いて言えば部活のバスケが好きだったんですが、身長が明らかに伸びなかったのでやめました。まあでも逆にそれくらいの熱量だったんだと思います。

高校生くらいのときはラッパーになりたかったですね。ただどうすればなれるものなのかさっぱりわからなかったこと、今でも懸念していますが悪い人たちとの繋がりができそうで怖くてやめたということもあります。

大学生くらいのときは小説家になりたかったですね。

社会人になってからは正社員になりたかったです。三十路になってプログラマなどのIT系を目指しました。

こうやって見ると、どれも仕事にならず、挫折ばかりです。

まあでも、そのとき拘った何か、が効いているように思えます。文章力がまあまあなのも一度、小説家を志したからと考えています。

もっと幼少の頃から何かを目指していたら何か変わったんでしょうか。
はは、こんなこと考えてもしょうがないんですよね。
それならIT系を志した三十路のあのときように、また強い気持ちで行動に出ないといけません。

今が未来の自分に対して一番若いですから、何をやるにしても遅いということはないと考えています。